私たちのお受検ロードスケジュール
娘が受検を決めたのは5年生の10月です。その直後に茨進さんのそっくり模試があったのでそれを受けて入塾の相談に行きました。
その頃は現実(自分の実力と他の子の実力の差)が分かってない状態だったので、実質塾にお世話になったのは冬期講習からでした。そこで現実を知るわけですね(笑)
年間スケジュール
現実を知った後「これでは間違いなく受からない」と思った私は、とにかく夏休みまでは理科と計算の基本をしっかりやらせようと思いました。とにかく理科がね・・・。肝ですよね。
春-夏休み前 | 基礎の確認。 過去問や応用はやらない | GWが時間が取れた |
夏休み | まだ基礎 | 塾の時間とテキストを何周もやるという宿題で意外と他の事ができない。 まずは自分の弱いところを把握して潰す |
秋(私立受験スタート) | 過去問は11月下旬から | 適性検査のある私立で本番練習。過去問や応用をやってない時期に本番が始まるので連続より期間をとって2校受けた。 |
受検直前 | 体調の方が大切 | 11月後半から12月にかけて過去問を解きまくった。冬休みは新しい事をやるのはやめ、ルーティーンの計算や宿題などをやったのみ |
理科の基本は夏休み前まで
塾の宿題の量とペースに慣れるのに時間がかかって、理科の勉強が始められたのはゴールデンウィークの頃になります。ここでいう「理科の勉強」と言うのは塾の勉強ではなく自学です。
塾は適性用のクラス(隣の市)と小学生用4教科のクラス(地元)に通っていました。両方隣の市のクラスで受けられれば4教科の授業も適性のクラスのメンバーと一緒で雰囲気は受験生だったのかもしれません。ただ遠方なので4教科の授業は地元で取っていたんですよね。そうするとこっちは受験をしない子たちの補習的な意味合いが強くてのんびりな雰囲気だったので時間がもったいなくて途中でやめて集団は適性クラスのみにしました。
まず最初に使った問題集はhttps://sukininal.com/jyuku-mondaisyu/で紹介した「でる順」です。これでざっと流してみるとできない単元はここだなって言うのがすごく良くわかりました。できない単元は何回も繰り返すことはもちろんその後メモリーチェックで新たな問題を解かせました。
この理科の基本の勉強は夏休み前には終わらす予定でしたが無理でした。中学年の記憶がサッパリで思ったよりも時間がかかり夏休みいっぱいやっていたような気がします。しかも、出ないとか出る頻度が少ないと言われている単元は捨てました!笑
この理科の繰り返しは娘は本当に大変だったみたいでどこかのページでも書いてあるけど発狂癇癪号泣がたびたび起きました。でも本人がね「受けたい」「受かりたい」って言っての受検だったので最後は結局くたびれた顔でしぶしぶ向かってました。夏休みは近くのコメダ珈琲に毎日通って問題を解いていましたが、ペンケースのファスナーを無表情で毎日開く娘の顔が忘れられませんw
規則性の勉強も基礎は夏休み前まで
あとは規則性のみに特化した「アドバンス」という授業が2月あたりからスタートしたのでこれも受講させました。クラスの子の大半は受けなかったんじゃないかな。普通の適性用のクラスでも規則性はやっていたので。あとは他の子はもっと早い時期から塾に通っていたし、基礎の考え方はもう必要なかったのかもしれません。
ただこれは取ってよかった。本人は「やらなくていい。そんな事やってたら塾の宿題が終わらない」って言ってたけれど無視して申し込んだんですよね。もちろんアドバンスの授業があるので宿題をする時間が減り、アドバンスの宿題が増えるわけです。
全然解き方の分からなかった子供が7月のアドバンス終了の時期には規則性は得意になってたので結局発想力が乏しいうちの子は規則性の問題も数稽古で乗り切った感じです。
適性検査特有の規則性の考え方や解答の書き方は完全に塾にお世話になってしまいました。
一週間のスケジュール
基本的には7日単位でのスケジュール管理です。月ごとにある程度の目標はたてても日曜-土曜の7日間でやるべきこと、出来るようにすることを方眼紙に書いて壁に貼ってこなしていきました。
とにかくやるべきことを書き込んでみると時間が足りないことが分かります。でも、全部やろうとするとすべてが中途半端なので、まずはやるものとやらないものを私が振り分けてしまいました。
それから丸つけの時間がもったいないので9月ぐらいまでは丸つけは全部親がやって注意点やできなかった部分の類似問題などを付箋で丸を付けたページに書き残していきました。
どのくらいの量をこなしたか
一週間のペースがどのくらいかと気になる方もいるかもしれません。
夏休み前・夏休み・夏休み明けとそれぞれ配分は変わってきますが、夏休み前は文字通りお尻を叩きながらやらせましたね。週末も塾がない日は7時に起きてファミレスに連れ出してモーニングを食べながら。
問題を解いて、学校や塾へ行って、帰ってきたら赤ペンが入っていて、気をつけるポイントとかが書かれている状態で返却。
またどの部分をやれば良いか迷ってる時間ももったいないので、問題集すべてにやるべきところに付箋を付けておきました。
付箋の貼ってあるやるべきページを解き終えるとすぐ手元に丸つけが終わって帰ってきて、今度は答えなおしの部分の付箋を終わらせていく。とにかく問題集に貼ってある付箋を流れ作業でやっていく感じです。
ただやみくもにやっても意味がないので、予定はまずゴール(何まで出来るようにするか・何までやらせるか)を親が決めました。これがわからないと予定がたたないかと思うのでお子さんごとにやる量はそれぞれ違うのかなって思います。
そして方眼紙のカレンダーにはまず子供に学校行事や塾やテストの予定などを書き込んでもらい、そこから親が復習ややり直しも含めてできるであろう二週間分ぐらいの量をまとめて子供に提示しました。または適当に予定を組んで、苦手・得意などを考えながら子供が調整してカレンダーに書き込んでいきました。
このときノルマは必ず少し少な目にすることと平日の夜に予備日を作っておきました。予備日は0ではなく、すごくゆるいノルマの日です。またノルマを少なくするのは、うちの子は最初の頃は2回目3回目やってもどうしてもできない問題が少なくなかったからです。
一日のスケジュール
一週間のスケジュールの中にその日その日のことも書いてしまったけど、ここではどんな毎日を過ごしていたのか書いていきたいと思います。
月~金の平日
- 朝6時半起床
- 7時までに準備
- 7時過ぎから7時半まで出る順計算
- (学校)
- 16時にお弁当を持って学校お迎え
- 17時前に塾(自習または授業)
- 20時10分塾お迎え
- 20時30分帰宅
- 入浴・明日の準備・解いてきた問題の受け渡し
- 21時就寝(たまに宿題が終わらず22時)
土曜日のスケジュール
- 学校のある日(隔週)は12時お迎え、ない日は計算を終えて朝7時半くらいからファミレスやコメダでモーニングを食べながら勉強
- 13時30分から適性検査用授業
- 17時お迎え(夏以降は19時お迎え)
- 夜ごはんを食べながら丸つけの終わったテキストとこれからのテキスト交換
- 帰って塾の宿題
日曜日のスケジュール
- 夏休みまでは塾が開いてなかったので、あちこちのファミレスや図書館など利用しながら一日中飽きないように移動して自学と宿題
- 9月以降は日曜特訓が午前中からあったのでお昼のお弁当を持って9時半に塾へ。
- 17時お迎え
- 18時帰宅
- 21就寝まで夕食入浴の他宿題・自学
すごい勉強してたねーww
今では・・・
長くて読みにくいけど、こんな生活してました。ついでに・・・
母親もがんばったのでほめてください笑
私もがんばりましたよ。一年間。だって私は近くの地元中学校に行って、憧れの茨城高専を受験して、たくさん勉強して筑波大とかに編入してくれたら最高だなーってのがレールでしたから笑
高校受験どころかその前の中学生活から親の思い通りにはなりませんでしたねw
母親の生活
今までは朝7時にバスに乗せて17時にバス停に迎えに行くまで全部好きなように時間を過ごせていた私です。この私の変化・・・
増えたもの
- 学校への送迎(しかも17時に家を出れば良かったのが15時半には家を出る必要に!)
- 塾への送迎(しかも土日も!)
- 塾弁
- お弁当を作るおかげでご飯を炊くことに縛られる
- お弁当のおかげで買い出しの頻度があがる
- いつでも丸つけ
- 発狂する子供の相手
- 塾費用
減ったもの
- 仕事の時間(フリーランスの仕事だったので丸一年ほとんど仕事ができなかった)
- 収入
- 自分の時間(自由を愛する私は気が狂いそうになってストレス発散で猫を飼いました→保護ネコの話)
会社員とかだったらここまでできなかったかなーって思います。最初からいつもコツコツやっておけばこんなに苦労することもなかったんでしょうけどねw
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