さて、やっとこ始まるダイヤモンドクルーズでの船旅の記録です。
ちょっと長めの旅行記ブログになるので、何ページかにわけて記事を綴っていきたいと思います。
第一弾は、コルサコフへのショアエクスカーション(寄港地観光)です。
コルサコフ観光
北方面へダイヤモンドクルーズで廻る旅行のメインのひとつは、ロシアのコルサコフ観光だと思います。
あまりおすすめしてないブログもありますけど、わたしたちはショアエクスカーションを申し込んでとても良かったデス!迷ってる方はぜひ♪
ロシア入国手続き
ちょっと時間がたってしまったので良く覚えてないのですが、たぶん前日にロシア入国の手続きがあったと思います。
部屋に配られてきた書類にサインをして、パスポートともにチェックを受けるだけの簡単なものです。でも、乗客全員が入国手続きを受けなければなりません。
下船してコルサコフ観光をしない人も全員必要です。
コルサコフ観光当日
さて、コルサコフ観光当日の集合時間は早朝6:00。
日本時間とは2時間の時差があるので、日本時間の朝4:00です。早いですー。参りました。
大人だけならまだしも、子どもも一緒なので、「バス酔いしないか」 「眠さと空腹でつまらない観光になるんじゃないか」 という心配です。子連れだと色々悩みはつきません。
コルサコフ観光当日の朝ごはん
朝6:00ということは、朝ごはんをどうしようか迷いました。
わたしたちはジップロックとアルミホイルを用意していたので、前日に14階のビュッフェレストラン「ホライゾンコート」からパンとフルーツなどを部屋に持ち込んでおきました。
娘と母は用意しておいたそれを食べ、わたしはコーヒーが飲みたいので、朝5:00過ぎにホライゾンコートに行きました。
5:00-6:00まではコンチネンタルということでしたが、結構色々な種類の食品がすでに並んでいました。
朝6:00の集合時間の方々で賑わっていました。
集合からコルサコフまで
まずプリンセスシアターに集まります。
そこで、ロシアへの上陸許可とテンダーボート(救命ボート)への乗船許可を待ちます。この時間が約1時間弱、わたしたちは一番最初のグループだったためか約40分で呼ばれました。
ここから約1時間トイレに行くことはできません。
テンダーボートに乗って、ダイヤモンドプリンセスを後にします |
テンダーボートは思ったほど揺れませんが、寝不足のためか娘は酔いました。 |
非常時でもないのにテンダーボートに乗ることができるのはこのときだけ!ちょっとウキウキ♪
とても冷えるので行きはお腹が痛くなるかなーなんて言いながらみんな船内に乗りましたが、帰りは海風を浴びて景色を楽しめる上部の席が人気でした。
コルサコフへ上陸
上陸したらすぐにバスに乗り込みます。バスはタバコ臭いこともなく、古いですがきれいでした。
プリンセスからバス一台に一人のスタッフが同行してくれるので安心です。わたしたちのバスでは上智大に通っていたという日本語が上手なアメリカ人のスタッフの方がお世話してくれました。
最初のトイレ休憩
バスは道の悪いところを1時間ほど走るということで、凸凹道を想像して覚悟していましたが思ったよりずっときれいな道です。舗装はされているけれど、その舗装の仕方が粗いというレベルですね。
酔い止めは一応飲んで行きましたが、揺れで酔うことはなかったです。運転も驚くほど粗いということはないのでこわい思いもしませんでした。
数十分のドライブで娘は眠ることができて体力が回復できたようです。ただ、車窓から見える風景は、数百台の戦車置き場など日本では見られないものだったので、ちょっと眠ってしまうのももったいないかなー。
30~40分走ると近代的なスケートリンク場があります。ここでトイレ休憩の時間をもらえます。きれいな水洗トイレで、ダイヤモンドプリンセスのトイレより落ち着けました(笑)
船着場には汚れた和式のトイレしかないと聞いていたので、町に来ても汚れた昔ながらのトイレを想像していたのでとても良かったです。
子どもたちのスケート練習風景を覗けるというコトでしたが、夏休みという事で練習がお休みでした。
コルサコフの市内観光
コルサコフでの市内観光は数ヶ所ほどです。買い物は最後に立ち寄るバザールがメインですね。
小さな教会をはじめに訪れます
トイレ休憩から5分程度で小さな教会に立ち寄ります。
ほんとに小さな小さな教会ですが、大きく立派な教会だけが観光を楽しめるわけではありません。わたしは、こういう地元の住人の方が大事にしている場所を訪れるのが好きです。
とてもかわいらしい教会でした。
ここでもトイレはありました。屋外の簡易トイレです。 |
ロシア正教会を信仰している方が多いのでしょうか |
教会の奥で宗教グッズが売られていますがルーブルかドルのみ利用可です。 |
ほんの10分から20分程度の観光です。駐車場のネコたちが一番人気でした(笑)
博物館
次に訪れるのは博物館です。こちらも、数万点という展示物があるわけではありませんが、サハリンの歴史を知ることのできる博物館です。
日本風の建物が当時日本が治めていたことを物語っています |
とてもかわいらしい女子学生さんが展示物について説明してくれます。 |
博物館は1階と2階に左右の部屋があるだけの小さなものです。グループ毎に説明してくれるガイドさんが付きます。
わたしたちのグループにはとてもかわいらしい学生さんの女の子が付いて色々と解説してくれました。質問や冗談も通じてとても和やかです。
自由に歩き回ることもできますが、ガイドさんの近くをまわっていたほうが楽しいですね。
博物館の庭は季節も良かったため、とてもきれいに色々な花が咲いていました。日差しは眩しかったですが、写真の通り日本人の方はみんな厚着です(笑) けっこう冷えました。
レーニン像
博物館を後にすると、次はサハリン駅近くのレーニン像のある広場を徒歩で横切ります。
町はヨーロッパの片田舎にある大きめの町というイメージです。不自由はしなそうだけれど、ゴミゴミと色々な店舗がならんでいるわけではない。ゴミも落ちてないし、花も道端を飾っていて綺麗。そんな感じです。
ここでもロシア人ガイドさんが説明してくれます |
バスを降りて広場を横切り、マーケットまで歩きます。きもちイイ! |
バスを降りるとお土産売り場まで歩きます。
バスにお金などの荷物を置いていくと買い物ができないので、必要なものは持って降りましょう。
コルサコフでのお土産はどんなものがいい??
さて、いよいよお土産売り場です。
あちこちのブログなどで言われている通り、集会所のようなところで地元の方がバザーを開いてくれている作りです。
バザール会場への入り口 |
売っているものはやっぱりマトリョーシカとその関連グッズ。
その他、名産品やジャムなどの食料品。その場で食べられるピロシキなどです。
民芸品は値段をチェックしてませんが、ほとんどの物が日本で買うより少し安いイメージです |
手前に写っているトランプを買ってきました! |
写真を撮ってくるのを忘れましたが、ピロシキ売り場の種類も充実していました!
娘は、「ビーフとポテトのピロシキ」を食べました。おいしいと言っていましたが、味見させてもらえてないのでわかりません・・・
朝が早く、朝ごはんをしっかり食べられなかったので食べ物を売っているのはありがたいですね^^
ピロシキは、50ルーブルでした。日本円では200円で売っていたと思います。
いくらぐらいするの?お金はいくら用意するべき?
お土産といってもいくらぐらいで買えるのかわからないと、用意していいお金がわかりませんよね。
予算もわからないし、ルーブルが必要なのか、ドルや円で大丈夫なのか・・・。
わたしたちは、前回の記事で書いたように1万円程度ルーブルに変えて、2800ルーブル用意していきましたがあまりました。
母、わたし、娘で使う予定の1万円・・・。
さらに、ここではドルも円も使えたので、もしわたしが次回行くとしたらルーブルは用意していかないと思います。使い切ってこないと次に使う予定がなかなかない通貨なので。
キーホルダー。ストラップもありました。かわいい♪ |
このトランプは当たりです!安いし、子どものお気に入り! |
上の写真のキーホルダーは50ルーブルでした。ドルでも円でも買えます。一番不利なのは、ドルですかね。2ドルなので、200円で買ったほうがお得デス。
値段の表記は3通貨分。50ルーブル、2ドル、200円 です。 |
マトリョーシカ人形も数点買ってきましたが、これはお金を使い切るためにという要素が大きかったです。人形は、大きいものは4500円位しましたが、小さなものは数百円で買えました。
買い物が終わったら、まっすぐ船着場に向かいます。また、ここからテンダーボートに乗ってダイヤモンドプリンセスに向かいます。
ダイヤモンドプリンセスに着いたのは、お昼すぎ。遅いお昼をホライゾンコートで食べました。
コルサコフ観光を振りかえって
なかなか行くことのできないサハリン。わたしは訪れてとてもよかったです。
あちこちのブログで何もない何もないと書いてあったので、期待しなかったのも良かったのかもしれません。それから、マトリョーシカ好きっていうのもあるかも(笑) かわいいですよね^^
寒い時期だったら少し寂しい印象の町かな・・・と思いますが、それはそれでそういうサハリンを知ることもできると思います。日本とサハリンのつながりも勉強になりました。
それから、前日にプリンセスの船内でお菓子を買おうとしたら、たいしたものが売ってませんでした。小腹が空いた時用のおやつは日本で用意したほうがいいですね。
ペットボトルの飲み物は、テンダーボートに乗る直前にクルーズカードで買えます。
バスの中は結構乾燥して喉が渇きます。飲み物を買うお店にも立ち寄らないので、持参したほうがいいと思います。
お洋服は、真夏の晴れた日でも肌寒く感じました。暑いようならバスの中に置いておけるので、上着を持っていったほうがいいですね。
船内や北海道を普段タンクトップで過ごしていたわたしも、長袖を着て行き、秋用のパーカーを無駄になるかも・・・と思いながら持参しましたが、結局脱ぐことはありませんでした。
最後に、テンダーボートから見た海の中に浮かぶダイヤモンドプリンセスです。幻想的ですよね。
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